英語の work と walk は、どちらも基礎的な単語で、発音を正しく区別する(言い分ける)ことの難しい組み合わせです。しっかりと聞き分け・言い分けられるようになりましょう。
「英語の発音がうまい」と言われるための4か条
英語の発音は練習によって上達します。練習すべきポイントはいくつも挙げられますが、特に「上手な発音だなあ」という印象に直結するポイントはいくつかに絞り込めます。
この「上手な英語の印象を与えやすいポイント」は、英語の発音を学ぶ上で少し後回しになってしまいがちな部分でもあります。ないがしろにしないよう意識しつつ総合的に英語の発音の上達を目指しましょう。
英語の「sea」と「she」の発音の違い
英語の基本語彙である sea と she の発音は、よく似ているものの明確に異なります。sea の発音記号は /síː/、she の発音記号は /ʃi;/ と表記されます。
日本語では /s/ と /ʃ/ の発音は書き分けられません。発音の違いと発音方法は改めて習得する必要があります。舌と口角の使い方のコツがつかめれば、言い分けられますし、違いを聞き取ることもできるようになります。
英語の発音を英語らしくする「飲み込みのT」とは
英語の T /t/ は、飲み込みのT(Stop-T)と呼ばれる特殊な発音をする場合があります。声の調子を少し下げて息を飲み込むようにする発音です。
「飲み込みのT」を使えるようになると、英語の発音がグッと「それっぽい」感じになります。
英語の三単現や複数形を意味する「s」の発音の種類と見分け方
英語の動詞の三単現(3人称・単数・現在形)および名詞の複数形は、語末に –s または –es をつけて表現されます。発音は /s/ /iz/ /z/ の3種類あり、使い分けに注意が必要です。
語末の -s または -es が /s/ /iz/ /z/ のどの音で発音されるか、これは法則性があります。基本ルールが把握できれば簡単に判断できるようになります。 “英語の三単現や複数形を意味する「s」の発音の種類と見分け方” の続きを読む
英語の発音におけるリンキングとリダクションとは
英語の発音は前後の英単語によって変化する場合があります。単語同士の音の連結をリンキングと呼び、音の欠落をリダクションと呼びます。
英語の「o」の発音の種類と具体的な発音方法
英語の o の字には複数の発音方法があります。短く発音する言い方、伸ばして発音する言い方、あるいは「オ」ではなく「ア」に近い音で発音する言い方など、単語は綴りと共に発音記号を通じて発音もしっかり確認しましょう。
英語スピーキングで14(fourteen)と40(forty)を発音し分けるコツ、聞き分けるコツ
英語の数詞には「fourteen」と「forty」のように紛らわしい組み合わせがあります。どちらも数字なので、誤った方で解釈しても気づきにくいのも厄介です。
fourteen と forty は「アクセントの位置」や「音の伸ばし方」に違いがあります。正しく発音できればちゃんと言い分けられますし、聞き分けられます。