英語スピーキングに関するちょっと恥ずかしい失敗談

学生の頃にカナダに留学したことがあります。あるとき、時間が知りたくて、現地のお年寄りの男性に「What time is it?」と尋ねました。質問そのものは日本人にもおなじみの初歩レベルの英文です。しかし、うまく伝わりませんでした。どうも「time」の部分の発音がまずくてネイティブには聞き取りにくかったようなのです。

私が声をかけたネイティブのお年寄りはとても優しい方で、必死に私の英語を聞き取り理解しようとしてくれました。しかしどうにも伝わりません。3分ほどして、彼の奥さんとおぼしき女性が合流し、私の話す英語を「timeといっているんじゃないかしら」と伝えてくれました。お年寄りの男性はやっと理解してくれ、「なんだtimeと言っていたのか!」と一言残して、喜んで去っていきました。

結局、いま何時かを知ることはできませんでした。

今となっては笑い話ですが、恥ずかしい記憶でもあります。これは私にとって英会話の発音を練習(というか矯正)しなければと思い知らされた貴重な体験です。

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